Peko's Gun Box | |
The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata) |
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CZ-75 2nd Model |
スティール・フレームのガン! | |
今回は皆さんもちろんご存知 CZ-75 の登場です。 このガンはいまさら皆さんに紹介するほどのものでもないですし、別に何も裏話など無いのですが、(笑) せっかくここにあるので紹介させてください。 そういえばガン誌2007年3月号で紹介されたばかりですね。 CZ-75もだんだん進化してSP-01のようになったのですが、どうもフロントがぽってりしていて私はあまり好きではないのです。 やはり初期のスマートなデザインの方がCZ-75という気がします。(好みの問題ですけど!) まあ1911や S&W のリボルバーもそうですが最近のものは、それはそれでハイテクでいいのですが、昔に作られた人の手がたくさんかかった銃はそれなりにいい雰囲気を持っていて、何かこう惹かれるものがあります。 私はどちらかというとスティール・フレームのガンに惹かれます。 ポリマー・フレームが今は主流ですが、やはり45オートやブローニング・ハイパワーなどは私の好みであります。 | |
MGC ボンドショップの思い出! | |
CZ-75と言えば、MGCやマルシン,、KSCなどからエアー・ガンが出ていますが、私は持っていないのですけどマルシンのはかなりグリップが太いらしいですね? MGCのCZ-75が出た当時、日本へビザの関係で一時帰国していた私たちは東京のアメリカ大使館へ行かねばならなかったので二日ほど東京にいたのですが、そういえば新宿にMGCがあったと思い、嫁さんと一緒に行った事があるんです。 ボンドショップといえば大学受験で東京へ行った時にアメ横のMGCボンドショップへ行ったきりでした。 ピースメーカーで作った電気スタンドを置いてあったのが妙に心に残っています。 新宿店は確か階段を上ったところにあったと思いますが、結構にぎわっている店内をうろついていると どこの店でも良く見かけますが店員さんがショルダー・ホルスターに出たばかりのCZ-75を入れていて私たちにCZ-75を抜いて見せて「これ、撃ったことありますか? 出たばかりの新製品なんですよ!」とうちの嫁さんに渡して試射させてくれたんです。 私は「いや〜、エアーガンは撃ったこと無いです!」と答えたのですが、「・・・本物は持っていますが・・・。」とは店員さんになぜか悪くて付け加えられなかったんです。(笑) 後で思い出して大笑いしてしまいました!(あのときの店員さん、御免なさい!) しかし、MGCのCZ-75を握った時、「あれ?これ、本物よりグリップが太いなあ!」と感じました。 強度的なものかどうかはわかりませんが、確かに本物より少し太い印象を受けました。 KSCのCZ-75は触ったことが無いのでわかりませんが、CZフリークの方、MGCと比べてどうなのかどなたか教えてくださ〜い! |
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フレームの幅は25.5mm あります! |
銃口はこんな感じです! |
AR-24 ピストル! | |
アーマライト社の新製品、AR-24 ピストル! |
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ブログのページでも少し紹介しましたが、ポリマー・フレーム主流の今どき、オール・スティールのCZのクローンをアーマライト社が新製品として出しました。 ちょうどAR-24ピストルの紹介記事がありましたので少し紹介しますと、ミリタリィー・ライフルが木と鉄で作られるのが当然だった時にAR-10のような先進的なライフルを開発したアーマライト社がポリマー・フレームが全盛の時にわざわざオール・スティールのガンをなぜ出したか?と言いますとやはり今でも自分の命をあずけるのはスティール・フレームのガンだと考える人が多いらしいのです。 そして、ベストなディフェンス・ガンを考えるとダブル・アクションのSIG
P-210と言う結論が出たそうな! SIG P-210のスライドを包み込むデザインやユニット化されたシアー部、それにガンのロールスロイスといわれる造りのよさは誰もが認めるところです。 そしてCZ-75の独自のダブル・アクション・メカニズムやシアーとエジェクターを1つのメカとして1本のピンでフレームに留めているところやコック・アンド・ロックでキャリー出来る所などがCZ-75のフレーム・デザインを選んだ理由なのだそうです。 そう言われれば、スライドはP-210でフレームはCZですよね! 安い労働力の共産圏で作られたCZ-75と同じように削りだしでアメリカで作るとなると単価が$2000.00を超えてしまうのでキャスティングとCNCマシンでコンピューターを駆使してコストを下げているそうです。 ビシッとエッジの立ったAR-24ピストルもなかなか良いですが、人の手がかかったCZ-75はて仕上げと言うかバフ掛けにしても少し丸みを帯びて(バフダレともいいますが・・・)手作りの面影が強く出ていて私は好きですね! |
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2丁のCZ-75! | |
スライドを引っぱったところ! |
マガジンには下3桁の番号が手書きで入っています。 |
前置きが長くなりましたが、ここに2丁のCZ-75があります。1丁は友人からの預かり物でセカンド・モデルの初期のやつできれいなブルーがかかっています。 この5桁のシリアルナンバーからわかるようにまだ正式にアメリカに輸入されていなかった頃のやつです。 このガンはガンショーで友人とたまたま見つけたものなんです。 以前LAではアメリカで1番大きなガンショーである「グレート・ウェスタン・ガン・ショー」と言うのを年に2回、LAのポモナ・カウンティー・フェア・グランドという所で行われていまして、それには欠かさず行っていました。 このショーは本当に色々なものがあり珍しいガンもたくさん出品されていてかなりの出費を強いられて(?)お世話になりました!(笑) しかし残念ながらLAで出来なくなり、ダラスのほうへ移ってしまいました。 このショーは、二日間ぐらいかけないと全部見れないほどの大きなショーで友人と二人で見て回っているときに個人の出展者のショー・ケースの中にCZ-75を見つけたんです。 当時確か$1250.00ぐらい(?)の値段が付いていたと思います。 私にはそんなお金は無いので買えなかったのですが、友人はかなり考え抜いたあげく、私に足りない分を貸してくれないかと言うので私もCZ-75のブルー仕上げのものは雑誌でしか見たことが無かったのでエキサイトして貸してあげました。 それで彼はCZ-75のオーナーになったんです。 当時はもうラッカー仕上げのバウスカ・モデルが輸入されていて$400.00前後で買えたので偽物ではないかと心配だったのですが、彼はその頃、CM誌やガン誌にレポートを書いていたのでCZブームを作った(?)本人のイチローさんに見せてお墨付きをもらったそうです。 |
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スライドとフレームの刻印! |
トリガー・ガードのプルーフ・マーク |
チャンバーにもプルーフ・マーク |
スライドのプルーフ・マーク |
あ!こんな所にもCの刻印が! |
通常分解です! |
スライドにはファイアリング・ピン・ブロックはありません! |
スライドのサイドはこんなに薄いんです! |
バウスカ・モデル! | |
もう1丁は私のでいわゆるバウスカ・モデルですが、どうもあのヌメッとしたラッカー仕上げと言うのは好きではなくCZはやっぱりブルーだ!と言うわけで全部はがして自分でブルーをかけたんです。 このラッカー仕上げと言うのははがしてみると下地の仕上げはかなりラフでつるつるに磨くのはかなり時間がかかりました。 まあ下地がラフのほうがラッカーの食いつきがいいのでは?とも思いますが値段を考えるとそんなものなのでしょうね。 ついでに内部パーツもみんな研磨してスムース・アップしてやりました。 $1000.00以上もするCZ-75の初期型はもうコレクターズ・アイテムでおいそれと撃てないですが、このガンなら気軽にバカスカ撃てるのでだいぶブルーがはげてしまってかなり年季が入っています!(笑) |
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うっすら残るバウスカの文字! |
皆さんもマガジンに下3桁を書き入れましょう! |
このホルスターはビアンキの#19/19Lですが、今ではあまり見なくなったCZ-75用でそれも初期のショート・レール用のやつだったのですが無理やりセカンド・モデルを突っ込んで型をつけてあります。(笑) なぜビアンキの字を消してあるかと言うとこのホルスターはガンショーのビアンキの出店で買ったのですがこれらのホルスターは検品落ちの物ばかりを山のように積んであって売っている中からやっと見つけたものなんです。 もちろん値段は半額くらいで売っているのですけどね。 しかし私にはどこがチョンボなのか全然わからないのですけど! | |
ビアンキのCZ-75用ホルスター |
検品落ちなのでビアンキの文字が消してあります。 |
やはりスティールのガンはウッド・グリップ!と言うわけでホーグのチェッカー・グリップをつけてあります。 実際に撃つ場合はこのつるつるのグリップ・フレームはガバ・カスタムのチェッカーの入ったフロント・ストラップになれた私には少し撃ち辛いのですがこのガンにはチェッカーを入れるのはためらわれるので(オリジナルの形を崩したくない?)ホーグのラバー・グリップをつけて撃ちます。 このグリップだけでかなり射撃のときの印象が変わるのですよ!実用ならホーグのラバーグリップはお勧めです。 | |
ホーグのラバーとウッドのグリップ |
薄い板状のスプリングがマガジンを押さえています。 |
そしてCZ-75を持っている人は必ずみんなやるそうですが、CZ-75はマガジン・キャッチを押してもマガジンがストンと落ちないようにマガジンが入るところの背中の所に板ばねが仕込んであり、マガジンにテンションをかけているのですが、それを取ってしまいストンと落ちるようにするのです。 そうしないとマグ・チェンジがやりにくいですからね。 ここにある2丁は取り外さないで板ばねをまっすぐに伸ばしてマガジンにあたらないようにしてあります。 | |
BREN TEN との比較! | |
ブレンテンは結構デカいんです! |
内部のデザインはほとんど同じです! |
この2丁は兄弟みたいなものですね! |
せっかくブレンテンもあるので比較してみましょう! ブレンテンと言えばCZ-75をお手本に10mmにスケール・アップして作られたガンということは、もちろんご存知かと思います。 ブレンテンのほうがCZ-75より一回り大きいですね。 しかし中のメカはほとんど同じと言っていいと思います。 握りやすさは?といえば写真を見てもお分かりのようにCZ-75のほうが格段にいいです。 ブレンテンを持って最初に感じることは「でかいガンだなあ!」です。 やはりCZ-75のスマートさはブローニング・ハイパワーに通じるものがあります。 |
皆さん、いかがでしたか? このスマートなボディーでモデルガンを作るのは難しいらしいですが、もしそれが実現できればいいのになあ!と思っているのは私だけではないですよね? 次回は長物にしましょうか? Special thanks to : Mr. Tetsuhiro Murata 3/18/2007 |
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