Peko's Gun Box
The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata)
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 S&W Model 645 & 745 IPSC
 ガンプロ・デビューのM645とM745
 Peko's Gun Box のホームページを立ち上げたきっかけはBREN TEN をGun誌で取り上げてもらったからでした。 もう8年も前のことですが、その時からレポーターのAKIRA氏とは知り合いとなったわけでBREN TEN を去年彼にもう1度貸し出した時にM645をずっと探しているのだけど良いのが見つからないのですよ!と話していました。 今回、友人に頼まれてM645とM745を購入したのでその友人に了解を得た上でAKIRA氏にレポートしますか?と連絡した所、ありがとうございますということでガンプロの2013年9月号に掲載されたというわけです。


ガンプロフェッショナルズ2013年9月号で取り上げていただきました!
 せっかく雑誌に掲載されたのでGun Boxでも紹介しなければ!と思っていたのですがどうもM645にウッドグリップはイメージではなかったのでずっと黒の純正グリップ、 それも初期のつやのあるやつを(後期は黒いつや消し)探していたのでした。 ガンショーでやっと見つけたのでここで紹介しようというわけです。(と言ってもだいぶんサボっていたので遅くなりましたが!汗) ガンプロでかなり詳しく写真も綺麗にとって載せて頂きましたのでここではさらりと流すことにします。(手抜きともいう?笑)
 M645
 S&Wのオートの中では私はこのM645とM52が一番カッコいいと思うのですが、結構そういう方が多いのでは? S&Wのオートは見慣れた1911の5インチ・バレルに比べてM39の時から少しバレルが短いモデルが多く、このM645やM52のように5インチバレルが私にはバランスよく見えるのかもしれません。 もともと大型ハンドガンが好きだからかもしれませんが!(笑)


S&W M645の初期型です。


固定サイトでセフティーのスクリューに六角レンチの穴が開いているのが特徴です。
 M645は1986年から1988年まで生産され、M4506のサード・ジェネレーションに引き継がれていきます。 途中からリヤサイトがアジャスタブルに変わりそれに合わせてフロントサイトも少し高くなります。 しかしながらアンビ・セフティーの右側のスクリューが六角の穴からプラスのネジに変わりどうも安っぽくて私はあまり好きではないのですけどね。 フレームサイドの中身は同じなのでスライドを交換しても問題なく作動します。 今でこそセミ・カスタムの様なガンが多数売られていますが、S&W社初の45オートということもあり、スライドとフレームのガタは結構あって作動重視と言うことなのでしょう!(笑)


左側の刻印


右側にS&Wのトレードマーク


チャンバーは45オート


マガジン・ボトムの刻印


ホワイト・ラインが入ったリヤサイト


赤いインサートのフロントサイト


マグ・ウェルのところにも刻印


このころはまだ金属製のフォロワー


後期モデルのスライド・アッセンブリーと入れ替えてみました!


リヤサイトの比較


フロントサイトは後期のほうが少し高いのです。


前後期とも中は変わりません!


けどこのプラスのネジは残念な感じが!(笑)
 このガンはほとんど新品のような状態でまだまだダブルアクションやスライドを引いた感じは少しゴリゴリした感覚が残っています。 シングルのトリガープルはなかなか軽くて良いのですけどね。 80年代のアメリカのガンと言うと1911A1も含めて買ったばかりのガンはどうも動きが渋くてトリガーも重く、ちょっと手を加えないと使いにくいものが多くありました。 ガン雑誌でレポートされるガンはレポーター・スペシャルと言ってチューンナップされたガンを貸し出してレポートされるので雑誌で高く評価されていても実際に買うと少しがっかりと言うことはよくあることで、このガンも私にしたら少し手を加えたいなあと思うところです。 まあ昔のモデルガンを知っている方はご存知のとおり、手を加えないとちゃんと動かないのが当たり前だったので初めて1911A1を買った時はすぐにトリガーをスムーズに動くようにしたりとモデルガンのように手を加えるのが当たり前のようにやっていたのを思い出します。(笑)


バラせる所までバラしてみました。 しかし、組み立てるのはかなり難しい!
シアーピンをハンマーピンで抑えるアイデアはいいですが5つのパーツをラインナップさせながら
2本のピンを同時に差し込むという至難の業が必要です!(汗)

スライド内部はリヤサイトベースをたたいて外さなければならないので傷がつきそうで断念しました。

あ、マガジンをバラすのを忘れた!(爆)


バックストラップとプランジャーはアルミ製です。


このリヤサイト、考えてあるようで考えてない!(爆)


トリガー回りのパーツ


ファイアリングピン・ブロックはサイトの下から外します。


ライフリング見えますでしょうか?


ハンマーとシアーのピンを同時に入れるのです!


スライドを引いたところ!


このデザインは結構好きです!
 M745 IPSC
 M745はM645をベースに1987年から1990年まで生産されました。 ほとんど同じガンなのですが、スライドはカーボン・スチール製でセフティーの大型化(片方だけ!)、サイトも交換されシングルアクションのみとなっているのはガンプロに書かれていたとおりです。 


スライド・アッセンブリーとトリガーがカーボン・スチール製です。


ウッドグリップとスライドの金文字が特徴です!
 M645には今では普通に付いているファイアリングピン・ブロック、マガジン・セフティーやセフティーレバーを下げるとファイアリングピンの後端が隠れてブロックし尚且つデコッキングされるわけですが、M745はそれらが全部取り払われています。 つまりセフティーをかけるとファイアリングピンの後ろをブロックするだけでデコッキングは付いていないのでコック・アンド・ロックが出来るわけですがトリガーはロックされないのでトリガーを引くとハンマーが落ちてしまいます。 それがちょっと違和感を感じますがIPSCでは関係ないということでしょう!(笑)


モデルナンバー以外はM645と同じ刻印


IPSCのマーキングはオプションだったのです。
 ガンプロには両者ともマガジンセフティーが付いているとかかれていましたが、M745にもエジェクター兼マガジン・デプレッサーは付いているのですけど、スライド側にデプレッサーのプランジャーが付いていないのでマガジン・セフティーは作動しません。 そこだけが記事の中で間違っていたのでここで訂正させていただきますね。


エクステンションが付いたマグボタンとトリガーストップ


ノバック・タイプのリヤサイト


スパーの短いハンマー


スプリング・ロッドの頭は良くポリッシュしてあります。
 IPSC用とはいえ、スライドとフレームのガタはM645と同じくらいあり(つまり結構あると言う意味!) これは当時のスタンダードなのだな!と妙に納得してしまいました!(爆)

 スライドの右側にある金文字の IPSC 10th Anniversary 1976−1986 はこのガンの特徴となっていますがネットで検索するとこの金文字の無いM745が結構あることに気が付きました。 調べてみるとこの IPSC のマーキングは最初のころはオプションだったそうで途中から全部のM745に入るようになったそうです。


実はこの手は床井さんではなくて私の手なのです!(笑)
 MIAMI VICE ! TVシリーズ
 M645と言えば私などはBREN TEN についでマイアミ・バイスが頭に浮かびます。(笑) BREN TEN の会社が倒産した後、番組で毎回トレンディー(死語?)な音楽やファッションを扱ってきたのに主人公のドン・ジョンソンに倒産した会社のガンを使わす訳に行かず、S&W社の最新45オートに第3シーズンから交換されたわけです。 その後、S&WのM645がM4506に代替され、TVシリーズも第5シーズンになってガンのほうもM4506に代替されました。


Miami Vice! 結構好きな方もいらっしゃると思います!
 もちろん第3シリーズで使われたM645は初期型でその中の1つのシリアル・ナンバーは TAS7586 とされています。 しかし第3シリーズのM645はフロントサイトが黒のインサートなのです。 ですので実際にTVで映っているのはもう1丁あるはずのプロップではないか?と思います。


NRAミュージアムに貸し出されたマイアミ・バイスで使われたM645


シリアルナンバーがTAS7586のM645


第3シーズンではフロント・サイトのインサートが黒でした!
 BREN TEN からM645に変わった時点でショルダー・ホルスターもテッド・ブロッカーからガルコの特注品に交換されました。 写真はガルコのカタログに載っていたマイアミ・バイスで実際に第5シーズンまで使われたものです。 このホルスターは第3シーズンからずっと使っている物だと思います。 M4506はM645よりトリガーガードが少し前に大きいのでトリガーガードのホルスターの型より少し後ろにずれているようなのでこのホルスターは最初、M645用に作られたものだと思われます。


第3シーズンの最初のストーリーで出てくるGALCOのショルダーホルスター!


ハーネスのジョイントでGALCOとわかります。


ハンド・カフ(手錠)もぶら下げてました!


実際に使われた Miami Vice ショルダーとM4506?
 第5シリーズもM645説!?
 M645は後期はアジャスタブル・サイトに変わったのですが、ごらんのとおりマイアミ・バイスの第5シーズンで使われたM4506はM645の初期と同じ固定サイトが付いているのです。 ここはちょっと突っ込みたいところで(笑) M4506を検索するとほとんどアジャスタブル・サイト付きなのですが中には固定サイトが付いたM4506も存在するようです。 じつは見た目はM4506なのにM645の刻印がある物もあり、サード・ジェネレーションに移行する過程でこの様なトラジション・モデルがあるのでマイアミ・バイスの第5シーズンで使われたとされるM4506ももしかしたら刻印はM645なのかもしれません!


固定サイトの付いたM4506のようなM645!
 第5シーズンは1988年から放映されていますが、M4506はこの年、1988年から製造がスタートされています。 私が思うにまさにM645からM4506に交代する時期に真っ先にTVで使われたので第5シリーズではトラジション・モデルのM645が使われた可能性が高いのでは? (なんて考えるのは楽しいですね!笑)



                                           4/22/2014


おや? 見たことのある名前がゲストに!


おお!リーアム・ニーソンだ! 若い!(笑)
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