Peko's Gun Box | |
The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata) |
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Hard to Kill (1990) |
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Hard to Kill カスタム! | |
ホームページを見てくださっているよっしーさんからお題を振られましたので(笑)スティーブン・セガール氏の使う45オートを見てみましょう。 | |
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![]() 1911用ミレット・サイト |
この映画を見たときはボーっと見ていたせいか、ただのガバだとばかり思っていました。 しかしHard to Kill のポスターやDVDの表紙にうつっている45オートはただのガバではないですね。 DVDの表紙にもなっている上の写真ではリヤ・サイトがなだらかなカーブからミレットのフィクスト・サイト(と思います。)に変わっていますし、トリガーも3ホール・トリガーになっているシリーズ’70のガバメントですが、本編で使われているものとは少し違うようです。 |
最初に45オートが出てくるのは、主人公のストームと奥さんがベッド・ルームで撃たれるシーンで、ベッドのサイドテーブルに置いてある45オートをつかんで撃つのですが、すぐ撃たれてしまうのでDVDを止めて見てもぶれていて良くわかりません。 ウェブで拾ってきた画像では見る限りフル・サイズ・スライドに普通のサイトが付いていてコマンダー・ハンマーが確認できます。 | |
![]() このシーンでは実態がわかりません! |
![]() ウェブから拾ってきた画像です。 |
次に45オートが出てくるシーンは、息子を預かっていた親友が訪ねてきてストームに45オートを渡すシーンです。 ここで目に留まるのは、シリーズ’70のガバメントのスライドにコマンダーハンマー、それにおなじみのヘレッツのスキップド・チェッカー・グリップですね! アンビ・セフティーは付いていないようですしメインスプリング・ハウジングもアーチ型のままです。 例によってセガール氏お得意のトリガー・ガードに親指をかけてレコイル・スプリング・プラグを押してチャンバーを調べるシーンがありますので、スプリング・ガイドもノーマルでしょう。 ここでもサイトはノーマルのままですしトリガーも短いものが付いています。 しかし、画像をよ〜く見てみると、コマンダー・ハンマーの形が少しおかしい(?)のに気が付きます。 普通はスライドに干渉しないようにハンマーを根元より少し薄く削ってあるカスタム・ハンマーが多いのですが、このコマンダー・ハンマーはリングの部分が薄くなっているようです。 (気が付いたのはよっしーさんだけでしょうか? 笑) | |
![]() ヘレッツのグリップに目が行きます! |
![]() メインスプリング・ハウジングはアーチ型! |
![]() セガール氏おなじみの仕草! |
![]() よく見るとハンマーに筋が・・! |
![]() この角度からアップで・・・! |
![]() 上から見ると薄くなってる! |
もともとのコマンダー・ハンマーの意味は抜いたときに衣服に引っかからないようにだと思いますが、カスタムガンではガンの上のほうを握ったときにスパー・ハンマーでは親指と人差し指の間の付け根がグリップ・セフティーとハンマーに挟まれるのでコマンダー・ハンマーとビーバー・テール・グリップ・セフティーをセットで使うことが多いですね。 なお且つ、ハンマー・スピードを上げるために穴を大きくして軽くし、スライドと干渉しないように両側を少し削って薄くするのが普通です。 この見たことの無いコマンダー・ハンマーの形状は私が思うにたぶん穴を大きくする代わりにハンマーの頭の側面を薄くして軽量化したのでは?と思いますが皆さんいかがでしょうか? 皆さんのご意見をお聞かせくださいませ! これらの画像から外観はノーマルのシリーズ’70ガバメントに変形コマンダー・ハンマーとコマンダー・グリップ・セフティーを組みあわせ、ヘレッツのグリップをつけたHard to Kill カスタムということでしょうか?(笑) 内部はたぶんちゃんとチューン・アップされているはずです。 後の銃撃シーンでも同じガンが使われていると思います。 |
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もう1つの気になるガン! | |
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この映画にはもう1つ、私が気になっているガンが出てきます。 病院でのシーンで刺客が使うサプレッサー付きのガンです。 パッと見はハイ・スタンダードの22口径だとわかるのですが、見慣れたハイ・スタンダードとは少し違うようです。 実はこれのほうが正体を暴くのに時間がかかりました。(笑) | |
モデルH-D ミリタリー・モデル |
ビクター・モデル |
スーパーマティック・トーナメント・モデル |
スーパーマティック・トロフィー・モデル |
ハイ・スタンダードと言えばモデルH-D ミリタリーが最初に浮かぶのですけどトリガー・ガードやグリップ・エンドの形が違います。 フレームの形からビクター・モデルかスーパーマティック・トロフィー・モデルだと思われます。 しかし、ビクター・モデルはリヤ・サイトが精度を上げるためにバレルの上に、スーパーマティック・トロフィー・モデルはフレームに付いていて、動くスライドに付いていません。 それにどちらもスライドのセレーションは前後2ヶ所についていますが劇中のガンのスライドは1ヶ所でアジャスタブル・サイトが載っています。 この斜めのセレーションにアジャスタブル・サイトが付いているスライドはどうもスーパーマティック・トーナメントというモデルのがそのもののようです。 | |
![]() フレームはスーパーマティック・トロフィーのようです。 |
![]() しかし、スライドの上にリヤ・サイト! |
![]() 刻印が良く見えない!? |
フレームの刻印は読めないのですが大きさからたぶんスーパーマティック・トロフィー・モデルだと思います。 しかしトリガーにはトリガー・ストップが付いていないようです。 以上のことからフレームはスーパーマティック・トロフィー・モデルで上半分はスーパーマティック・トーナメントを使いサプレッサーを付けたもの、しかし内部パーツは寄せ集め?ということになるのでしょうか?(爆) |
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(久しぶりに) 何じゃこれ?と突っ込みたくなるシーン! (おまけ) |
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![]() リヤ・サイトが横へずれちゃった!? |
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ストームを追っかけていた刺客がインターンとぶつかり倒れてガンを落としてしまうシーンなのですが、落とした拍子にリヤ・サイトが横へずれてしまいました!(爆) 3/5/2007 |
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![]() 45オートはやっぱりスティール・ブルーがいいですね! |
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