| Peko's Gun Box | |
| The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata) |
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| Toy Gun Box #12 MGC WALTHER PPK |
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| スライド・アクションのPPKはヒット商品! | |
| GUN BOX でPPK/S をアップしたのでついでにと言ってはなんですが、MGC のPPK を紹介します。 MGC のPPKといえばタニオアクション(スライドアクション)で有名でその構造から2回の規制を生き残ったモデルガンなので今でもたくさんの方が所持しておられると思います。 ですのでこれもそんなに珍しい物でもないですが、少しだけお付き合いください! | |
![]() 左側面 |
![]() 右側面 |
| 古くからのマニアの方でしたら説明するまでもないですが、スライドアクションというのは初代 MGC のPPK から引き継がれたメカで、トリガーを引くとスライドが後ろへ下がり、引ききるとリコイルスプリングの力でスライドが前へ前進してマガジンの弾をバレルのチャンバーへ叩き込んで弾の前に仕込んである平玉火薬が前撃針に激突して発火、音を発するという仕組みで、マガジンの弾が無くなるまで連射できる画期的な(?)メカだったのです!(笑) 初代PPK は実銃よりサイズが一回り小さく子供向けとして作られましたが、実際は大人が買うものでしたね。(笑) | |
![]() スライドの刻印 |
![]() MGCではなくMADE IN JAPANの刻印 |
| 他のページでも書きましたが、私が最初に買ったモデルガンはPPKですがMGCのではなく、コモダ(丸郷?もしくはMKK?)のPPKでした。 MGCのは少し高くてなにより小学生だった私には住民票の提示が必要だったMGCのPPKは買えなかったのです。 ずいぶん後になってから知ったことですが、その住民票制度の件でMGCとその他のメーカーとが仲たがいして販売形態が分裂してしまってMGCのモデルガンを製作していた所が金型を横流ししたとかでMGCのコピー品が大量に出回ってしまったのは皆さんもご存知のとおりです。 私の買ったPPKもたぶんMGCPPKのコピーだったのですが、そのころは二代目PPKがMGCボンドショップで売られていたわけで、そのPPKはスタンダードとデラックスがあり、デラックスは仕上げがグレーっぽくて銃口にネジが切ってあったので他のおもちゃ売り場に売っている真っ黒なPPKと値段が違うのはそのせいだと小学生の私は思っていました。(笑) 二代目MGC・PPKはつい最近、ガン誌で紹介されたばかりでコンバットマガジンでもPPKが紹介されていましたね! | |
![]() 安全対策のチャンバー・レス |
![]() インサートはこんな感じ? |
| このMGC・PPKは三代目にあたるわけですが、これが出たころは私はリアルメカのCMC党でスライドアクションのPPKには目もくれなかったので一度も手にしたことはありませんでした。 ですので手に取るまでは一代目、二代目と同じメカだなと思っていたのですが、この三代目はチャンバーレスでMGCベレッタポケットと同じような安全対策がされているとは知りませんでした。 | |
![]() シンプルなスライドアクション |
![]() 独特な構造のマグキャッチ |
全部ばバラしてみました! |
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チャンバー側の前撃針 |
銃口側のインサート |
| ナチのマークがグリップに付いているのでこれは第2次大戦後のPPKではないことがわかりますが、どういったモデルを元にしているのか少し気になったので少し調べてみました。 ガン誌の別冊にも紹介されているのでご存知だと思いますが、これはエーレンバッフェPPKといわれている物です。 アメリカではこのグリップのことをPOLITICAL LEADER GRIP(通称PLグリップ)と呼ばれていて別冊ガンの解説では競技会等で成績の良かった者に授与されたとありましたが、調べてみるとナチスの政治的リーダーの人はこれを購入する権利があったようです。 どれくらいの数のPLグリップが付いたPPKが作られたかはわからないそうですが、ヒットラーをはじめ大体3500人ぐらいの人にその権利があったそうです。 | |
![]() エーレンバッフェのPPK |
![]() 左側面 |
| MGCのPPK はせっかくこのグリップが付いて戦前モデルの特徴であるランヤードリングも付いているのですがスライドが戦後のPPKのデザインになっているのが残念ですね。 スライドの先端のデザインが違うのとリヤサイトの形が違います。 本当はPP のような別部品ではなく一体ですね。 それとセフティーが違います。 掲示板でもご指摘いただいたのですが、戦前のPPK には初期に作られた90度セフティーと呼ばれる物とその後に75度(?)セフティーのものがあります。 調べているうちにこの90度セフティーの初期のPPKにはRZMという刻印の入った物があるということがわかりました。 RZM というのは、ナチの征服や備品を管理していた所でもちろんピストルもその中に入ります。 ナチスの為にRZM が購入したPPK にはRZM のマークが入っているのですが、初期のRZM PPKは1934年から36年までしかなく、そしてPLグリップの付いたPPK は1938年からカタログに載ったそうで基本的に90度セフティーのPPK にPLグリップは付いていないのが普通です。 | |
![]() 初期の90度セフティーが付いたPPK |
![]() 90度セフティーのRZM・PPK |
| しかしMGC のPPK のように90度セフティーのRZM-PPK にPLグリップの付いたPPK は存在するようで、それがナチのメンバーが初期のPPK を持っていて後からPLグリップを付けたのか、戦後になってコレクターが付けた物なのかははっきりしないのだそうです。 戦前のPPK はナチ以外に海外にも輸出され市販されたようですが、ナチのメンバーの初期のPPK にはRZM のマークが入っているので確かにナチスで使われた官給品という証拠ですね。 | ![]() 戦前モデル後期のPPK |
![]() RZM・PPKにPLグリップが付いた例 |
![]() こちらは左側面 |
| 確か三代目PPK やP-38は当時MGC製品をアメリカに輸入していたRMI (今のコレクターズ・アーモリー)の社長、トーマス・ネルソン氏のコレクションを採寸したと何かに書いてあったと思うのですがどうして戦後モデルのスライドになってしまったのでしょうか? それは三代目PPK がガン誌で紹介されたときにきっとわかるのでしょうね。 | |
先日行ったガンショーにて手にとって見せていただきました!(値段がすごいでしょう?) |
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| そう言えばこのMGC-PPK は最近(でもないか?)映画で大活躍したのをご存知でしょうか? ここのホームページに来る人はみんな知ってますよね!(笑) | |
| VALKYREI (2008) | |
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| 英語ではヴァルカイリ(?) 邦題は「ワルキューレ」 日本での公開は2009年ですね。 この映画はヒットラー暗殺計画とそれに伴って発動されたワルキューレ作戦を描いた映画です。 私などはよく再現されたドイツ車両や戦車など、興味しんしんで見ました。(笑) 後からDVD で見ると四号戦車のキャタピラが太いなあ!(爆) けどキューベルワーゲンはほしいぞ!などと思ったりします。(笑) | |
最初のアフリカ戦線のシーン |
キューベル・ワーゲンだ! |
Flak 38 20mm機関砲 |
前後から英軍機が! |
シャーク・マウスが書いてあるのでP-40? |
戦車は良く出来ているのですが、、 |
アフリカではなくモハビ砂漠でロケ! |
キャタピラの幅が広い!? |
| 最初のアフリカ戦線のシーンはここの近く(?)のモハビ砂漠で撮られたようですが、戦闘機(たぶんP-40とP-51?)などは本物を飛ばしているようです! ヒットラーが乗ったユンカースやメッサーシュミットも実物なんだそうです。(実際にヒットラーが乗ったのはFW 200コンドル) ベルリンのシーンなどはなるべく実際に起こった場所でロケが行われたそうですが、ベルリンの人はこんなにたくさんのドイツ兵とナチスの旗が出現してびっくりしたのでは? | |
ユンカースの実機 |
メッサーシュミットも本物らしい? |
ベルリンの街にナチの旗! |
たくさんの数のKar98k |
| 最初、暗殺に失敗して爆弾を回収するときに机の上のPPK がアップになりますが、私は映ったとたんに「あ、MGC だ!」と声が出そうになりました!(笑) このスライドのデザインとハゲ具合はどう見てもMGC のPPK だと思います。 グリップはエーレンバッフェではおかしいので通常の物に交換されていましたね! | |
思わず 「あ、MGCだ!」 |
同じアングルで撮ってみました。 |
これもサイトの位置からMGC(チャンバーが黒いし?) |
フィンガーレストがちょっとずれています。 |
| その後も撃たないシーンではMGC のPPK は使われているようです。 発砲するシーンではもちろん実銃プロップが使われていますが、トム・クルーズが使うPPK はリヤ・サイトの形からどうもちゃんと戦前のPPK を使っているようです。 しかしこれだけたくさんのPPK が出てくる映画は他にはないのでは?と思います。 後はわずかにP-08 が一丁、P-38が一丁(笑) | |
こちらは本物の戦前型PPK |
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ハンマーがコックされています。 |
ワルサーPPK! |
こちらもワルサーPPK! |
みんなワルサーPPK! |
ルガーP-08!トグルが跳ね上がっています。 |
ここではP-38! |
| ラストのほうで自殺するために将校からピストルを借りるシーンがありますが、このガンだけはどうもPPK/Sのように見えます。 たぶん私が思うに自殺用プロップは銃口が塞いであるのでPPK/S しか用意できなかったのでは?と思います。 | |
リヤサイトが戦後型! |
アップで見るとグリップがフレームを挟んでいます。 |
| 最後に4人が銃殺された場所は実際に処刑が行われた場所で、現在では彼らはナチに抵抗した者として英雄扱いされて 彼らをたたえるブロンズのプレートとブロンズ像が建てられています。 1/19/2011 |
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中庭での銃殺シーン |
![]() ここが実際に銃殺が行われた場所です! |
![]() 処刑された人たちの名前が入っているプレート |
![]() 英雄を称えたブロンズ像 |
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